体にとって、必要なミネラルがあり、また、有害なミネラルがあります。
必要なものは食事やサプリメントから補給し、有害なものは排泄を促します。
正確なミネラルの過不足を確認するには、毛髪ミネラル分析をする必要があります。
では、ミネラルそれぞれの成分が不足したり、過剰になるとどのようなことが起こるのでしょうか?
全てを網羅するのは不可能ですが、代表的なものを表にしております。
ご参考になさってください。
必須ミネラル (栄養ミネラル) |
働き | 不足すると起こる症状 |
カルシウム | 骨や歯の形成や発育に役立ちます。 | 骨粗鬆症、発育不良、不眠症、喘息、アレルギー性鼻炎等 |
マグネシウム | 酵素の働きを補います。また、カルシウムを助けます。 | 心筋梗塞、動脈硬化、けいれん、抑うつ症、尿路結石等 |
カリウム | 血圧を下げるのに役立ちます。 | 心臓発作、便秘、腎不全等 |
銅 | 鉄を吸収しやすいように働きます。骨や血管壁の強化を補助します。 | 貧血、心臓障害、骨の異常、発育不全等 |
亜鉛 | 成長・新陳代謝を促進します。また、味覚を正常に保つ働きにもかかわっています。 | 発育不良、性機能低下、アトピー性皮膚炎、傷が治りにくい、味覚障害等 |
鉄 | 体内の酸素を運ぶ働きをし、貧血の予防に役立ちます。 | 貧血、食欲不振等 |
マンガン | 骨の形成を促進します。肝臓の酵素作用を活発化させます。免疫にも関与しています。 | 骨の退化、性機能退化 |
モリブデン | 糖分と脂質の代謝を助けたり、鉄分の利用を助け、貧血を予防します。 | 貧血、疲労、尿路代謝障害 |
セレニウム (セレン) |
過酸化脂質を分解する抗酸化作用があり、活性酸素を抑える働きがある。 | 発ガンのリスク増、筋力低下、白内障 |
バナジウム | 脂質を代謝し、コレステロールの合成の抑制にかかわります。 | コレステロールの増加、動脈硬化 |
有害ミネラル | 多く含まれるもの | 蓄積すると起こる症状 |
アルミニウム | アルミ鍋、アルミホイル、歯磨き粉、膨らし粉等 | 認知障害、食欲不振、全身倦怠、けいれん、骨障害等 |
カドミウム | 喫煙、排気ガス、メッキ工場、ベアリング工場 | 貧血、高血圧、神経過敏、骨異常、肺気腫等 |
鉛 | 古い水道管、ガソリン、ヘアダイ、絵の具等 | 頭痛、不眠、情緒障害、高血圧等 |
水銀 | 汚染された魚介類、農薬、化粧品、アマルガム | 皮膚炎、うつ状態、歯肉炎、情緒不安定等 |
ヒ素 | 殺虫剤、除草剤 | 皮膚炎、皮膚潰瘍、手掌足底の角化、全身疲労、手足灼熱感、胃腸障害等 |
ニッケル | 喫煙、マーガリン、メッキされた金属 | 皮膚炎、無気力、疲労、下痢等 |
ニキビ・ニキビ痕 | 眉毛 | ホクロ |
毛穴・テカリ | まつ毛 | いぼ |
シミ | 毛髪 | ムダ毛 |
シワ | 爪 | アトピー性皮膚炎 |