薄毛(脱毛症)の治療法について

赤色LEDによる脱毛症(薄毛)治療【男女共通】

女性の薄毛治療法にはまだ決定的なものがありません。男性の薄毛(AGA)は、内服薬による治療でかなり改善するようになったものの、さらに何とかならないかと思っている方も多いかと思います

日本皮膚科学会による「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017 年版」で、

LED照射が男女とも推奨度B(行うよう勧める)というものでした。

女性の薄毛に対し推奨度B以上というのはLED照射と低出力レーザーのみです。

毛乳頭というところから多種類の細胞増殖因子等の伝達物質が作られ、それらが毛母細胞の活動を活発化させ、毛母細胞が分裂と増殖を繰り返すことにより髪が作られます。毛乳頭まで届くLEDの光は赤色のみで、特に超狭域帯赤色LEDが毛乳頭に達する十分な深達度を持ちます。

痛みや熱さはなく安全性の高いもので、現時点で明らかな副作用も認められず、内服薬や外用剤との併用も可能なのものです。

治療効果が緩やかなため、繰り返しの照射が必要です。1回10分間の照射です。回数や治療間隔には特に制限はありませんが、治療間隔も連日にならないほうが良いです。最低、週1回は受けていただくのが効果的です。
(どうしても受診できない方のために赤色LEDの出る家庭用LED機器や、LEDドライヤーの取扱いもございます。)
UVカットの入った整髪剤やスプレーが付いてない状態で施術します。

赤色LEDには、小じわやお肌の張り、創傷治癒、ニキビに有効との報告があります。

また、当クリニックのN-LED5000DKには青色と白色のLEDも搭載しており、青色はニキビ治療、白色は小じわやお肌の張りに有効との報告があり、この機械は3色同時の照射も可能です。プラズマクラスターも搭載されており、シャープ株式会社ではプラズマクラスターによる頭皮環境の改善と育毛効果を実証したと報告されています。

頭皮環境が良くなれば、フケや痒みにも効果的かもしれません。

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